「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」
古本屋で「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」が置いてあるのが見えました。
つい買って読んでしまいました。でも、読むことで自分の意識が少し変わりました。
変わった所
何が変わったのか。
それは以下の二点です。
- 相手に求めないと思うようになったこと。
- 何の見返りもなくても貢献感を持つ意識をするようになったこと。
相手に求めないと思うようになったこと。
相手に求めても変えられるのは自分だけ。
相手を変えることはできません。
相手のことは相手の課題、自分にはどうすることも出来ない。
カウンセラーにも同じことを言われたことがあります。
この二部作に出てくる青年ですが、私自身を見ているようです。
自分で自分を嫌っており、人から感謝されることを至上としている。
モテないことでひねくれており、それを過去の境遇のせいだと思っている。
相手にばかり求めている。
相手の評価で自分の価値を決めている。
私もそうでした。
自分がこんな人間になったのは、生まれた環境のせいだと、特に父親のせいだと思ってました。
でも、そうではありません。
あくまで今の私を選んだのは私自身です。
環境は関係ありません。
しかし、それは裏を返せば、周りがどうであれ私自身が私自身を変えることもできるということです。
青年同様、私も人から評価されることばかり愛されることばかり考えてました。
妻はそれが重かった。
妻自身も話してました。
皆疲れると思うと。
そうではなく、まずは私が相手を愛さなくてはならないのです。
私が愛しても相手が私を愛するかは分かりません。
それは相手の課題だからです。
貢献感
何の見返りもなくても貢献感を持つ意識をするようになったこと。
自分が愛しても相手が愛してくれるかは分からない。
だから、相手に求めない。
そこに幸せを求めない。
では、幸せとは何なのか。
本によると、アドラーは「貢献感」だということです。
誰にも評価されなくても貢献することが幸せだと。
私はこの言葉を聞いて、いかに今までの自分が人からの評価や見返りを求めてのみ行動していたか思い知りました。
そして、いかにそれに振り回されてきたか。
逆に周りを、そして、妻を振り回して来ました。
アドラーの思想は、キリスト教や仏教の禅にも通じるものがあるかも知れません。
存在そのものに価値がある
どんな仕事にも貴賎はないのです。
大統領も金持ちの社長も平凡なサラリーマンも、皆、それぞれの役割を果たしています。
そこにいるだけで、存在そのものに価値があります。
劇薬
アドラーの思想は劇薬とのことです。
確かに私にはとっても劇薬です。
読めば読むほど衝撃を受けました。
周りの評価ばかり気にして周りと比較ばかりしてきました。
お金持ちやエリートになることばかり価値を置いてました。
でも、エリートでなくても存在価値があるのです。
考えてみたらエリートでないといけないなどなんて馬鹿馬鹿しい。
今にして思えば、人生の時間を無駄にした気分です。
与えられたものをどう使うか
大切なのは、「与えられたものをどう使うか。」。
私は無いものを得ようと求める前に、自分に与えられたものをどう使うかをまず考えるべきだったのです。
そう思えるようになると、前よりは自分自身を認められるようになりました。
恋愛を学生時代出来なかったことは悔やんでいますし、まだ他人の恋愛話を聞くと悲しくはなりますが。
二部作を読んでの効用
相手の心は相手にしか分からない。
二部作を読んでの効用なのか、心が少し軽くなりました。
今までの、私は妻と離婚になることを恐れてばかりいました。
妻の心が離れたことを悲しんでばかりいました。
今は少し違います。
離婚したくないのは同じですが、妻の心は妻にしか分からないし、妻にしかどうすることも出来ない。
自分は妻を愛し、そのためにまだ出来ることは何か考え行動するだけ。
それしか出来ないと考えるようになりました。
相手の気持ちは相手の課題
こう言うと、「奥さんの気持ちを考えてるのか。奥さんのためにも離婚した方が良いのではないか。」と言う人もいると思います。
しかし、アドラーの言葉を借りれば、妻の気持ちはあくまで妻の課題です。私にはどうすることもできません。
そもそも、離婚した方が妻のためだなんて、他人に分かるはずないし決められません。
私にも決められません。
それは物凄く傲慢な考えです。
私のこれからの行動を見てどうするかは、あくまでも妻が決めることです。
それもあって、心が少し軽くなったのです。
自分が変わるキッカケとなる二部作
興味がおありでしたら読んでみると良いと思います。
読む読まないもその人の自由です。
ただ、私にとっては自分が変わるキッカケになる二部作になりました。
そんな本だからこそ、出版されて数年たった今でもこれだけの人気を博しているのでないでしょうか。
この本は私の共依存、アダルトチルドレンの回復に繋がると思っています。
アドラー心理学を、少しずつ学んで見ようと思うようになりました。
ただ、少し衝撃は強いですがね。
「参考文献」
自己紹介
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リュッカと申します。
このブログは、私が読んだ本の感想や書評を書き残したく始めました。
その他、コラムとして、日々思ったことを記載したりもしています。
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約4年、居宅介護支援事業所のケアマネジャーもしておりました。
結婚はしておりますが、現在、妻とは別居、離婚協議中です。
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